フランスで乳がん治療

浸潤性小葉ガン・・・という名の乳がんになってしまったヘタレな私の記録

タグ:腕の痛み

乳がん術後、腕の痛みがあったのですが、
今更ながらこれが「モンドール病」というのだと知りました(笑)
私のブログは「腕の痛み」という検索ワードが多いので、参考のために。
モンドール病

術後4週間くらいに現れました。
このスジが出る前は、ピリピリしたような痛みがあり、
スジがでたころにはもう肘がまっすぐに伸ばせなかったです。
無理に伸ばすと切れそうな気がして。
このスジはワキにも3本くらい出ました。 
伸ばすと痛いからいつも肘を曲げて いました(おかげで五十肩が余計に悪化)

調べると、静脈に血液の固まりができて、索状硬結という硬いスジが現れ、
原因は不明だが乳がん術後に現れることが多い・・・とありました。

私はホームドクターから冷やすように言われたので、
保冷剤をハンカチに包んでよく冷やしていました。
とくになにもしなくても2~3週間で治るそうですが、
早く痛みをとりたくて、よく冷やしていたのを覚えています。

ちょうどこのころ五十肩のリハビリも始めていたので、
ゆっくり肘を伸ばす運動もしていました。

2~3週間でスジも消え、肘もまっすぐにできるようになりましたが、
痛みはしばらくありましたね。

手術後って、やはりいろいろあるみたいです。
切ったら終わり!ってなればいいんですけどね・・・。



退院してからも、腕に激痛が走ってたので、
「お願いだから、痛いの治って~~~(/TДT)/」と
腕にルルドの泉をかけてみた。
もう神頼みしかない。

ルルドの泉は、奇跡の水として、世界各国の難病患者が救いを求め、集まる場所。
フランス南西部にあるらしいのですが、以前ここを訪れた友人から、
この奇跡の水が入った小瓶をいただいたのを思い出し(冷蔵庫にいれっぱなし)
腕にかけてみた。

不思議なことに、激痛が現れなくなった・・・・・。Σ(=°ω°=;ノ)ノ
でもチリチリした、ピリピリした痛みはあります。
Tシャツの袖が、皮膚に触れる(擦れる)のも痛いし。

でも、激痛が~~~~~なくなった!
偶然の一致か、たまたま回復の時期だったのかは、わかりません。

不思議なことがあるもんです。

私が痛い痛いと騒ぐので、これから手術を控えてる方を
怖がらせてしまったかもしれませんが、
私のようにセンチネルリンパ節生検だけで、このような症状が現れるのは
確率的に5%くらいだそうです。(どこかのサイトに書いてあった)

リンパ郭清された方は切除範囲が広いので、このような激痛がある場合も
あるようですが、私の友人は郭清されたけど、そんな激痛ぜんぜんなかったって
言ってたのでやっぱり個人差があるみたいですね。

激痛がなくなったので、やっと右手で歯を磨けるようになりました。
ゆっくりですがアイロンかけとか、少しづつ右手でやってます。
でも腕はまだ80度くらいしか上がりません。

放射線治療するには、腕が完全に上がらないとダメなようですね。
あと1ヶ月くらいで、上がるようになるのかな・・・。
リハビリは、朝晩2回してるんだけど・・・。

昨日は、日本の友人から小包が届きました。
おせんべいや週刊誌、コラーゲンのグミとか(笑)

読みたかった本「パリのおっぱい 日本のおっぱい」も入ってた。
この本は、パリ在住ジャーナリストが、乳がん先進国のフランスの医療事情について
自らの体験を書き綴った本。

ずっとずっと読みたかった。(アマゾン中古でありました)

今日はおせんべいをかじりながら、読書します。



では(^-^)/




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