フランスで乳がん治療

浸潤性小葉ガン・・・という名の乳がんになってしまったヘタレな私の記録

カテゴリ:術後の定期検査 > 3年目~

今日は主治医の診察。

とりあえず、最近のお悩みを。
ホトフラと関節痛が辛いと話す。

それはリュープリンの副作用なんで仕方ないですね。

マンモもエコーも血液検査も異常なしだったので、さっさと診察台へ。

小さいシコリがまたあるんです・・・。

どれどれ・・・え?これ?
これは術後の後遺症です。


ちがいます。そこじゃなくてもっと下。

どれ?

と探してるが見つからない・・・。

私の胸、傷跡に沿って押すと、そこらへんがみなボコボコしてるので
シコリが3つくらいあるように感じられるんです。
以前はここが鉄板がはいっていたかのように硬かったけど、
その鉄板が月日とともに溶けてきてボコボコが残っているような。

ちがいます。ここ。
と言って私が教えてあげた。

あ~これね。
fibreux(繊維・筋)じゃないの。
ほら傷の真下にあるでしょ。
こういうの傷の下にできやすいんだよね。

でも大きくなってきましたよ。

そう?でも繊維だから。
大丈夫、大丈夫と笑ってる。


私的にはちょっと不安。
優しく触ってるけどちゃんとシコリに触れてるのかなあ・・という気がする。
米粒のようなコリコリとしたシコリだけど、けっこう強めに押さないとわかりづらい。
そのシコリのまわりがボコボコしてるので、それと勘違いしてるかも・・・。
でもまさか乳腺科の先生に触診のダメ出しをするのもなあ・・・。
でもエコーにも写らないのだから、生検のしようもないだろうし・・・。
と、モヤモヤした思いが頭の中をかけめぐる。

私が服を着ているとき夫となにやらボソボソ話してる。

彼女のガンはは6㎜だったから、
あれが再発するとは考えにくい。 
まあ絶対にないとは言いきれないんだけど、ほぼないでしょう。
シコリもとりあえず経過を見ていきましょう。


とか言ってるのが聞こえた。

「とりあえず経過観察」

検査のしようがないから仕方ないのかも。


今後の治療の話になり、

とりあえずリュープリンを半年間やったので、
ちょっと休んでからまたタモキシフェン服用してね。
最後に打ったのはいつだっけ、4月10日かあ~
じゃあ9月1日からタモ飲んでね。


と想定外の治療を言われる。

タモのせいで筋腫が大きくなってしまったから、
タモの代わりにリュープリンを打ち始めたのに、
またタモを飲むんですか?

そうだよ。
リュープリンは強い薬なので半年しか使わないよ。
タモキシフェンとの併用もしないよ。
筋腫は大きくてもいい。
このくらいの大きさならとくに何もしなくてもいい。
半年間卵巣を休めたから、たぶんこれで閉経するんじゃないかな。
閉経すれば筋腫もだんだんと小さくなるだろうしね。


で、リュープリンの効果が切れるであろう7/10以降、
9月1日までは無治療で良いという。

この無治療期間については説明されたがほとんどよくわからなかった。
でもたぶん、
フランスではリュープリンとタモキシフェンの併用はしないので
この二つが重ならないよう間を置く・・・ってことなのかなあと勝手に解釈。


まあ、そう主治医が言うんだから、そういうことでいいんでしょう。


そんなわけで、無事4年生になれました^^




リュープリン3か月製剤を2回打ったので、
半年間、タモキシフェン休薬して子宮筋腫を小さくするはずだったけど
結果、大きさかわらず。

92×80㎜(筋腫)
138×83×92㎜(子宮)

でも自分でお腹を触ると、以前のような固さがなくなり、
少しやわらかくなってきてたので、
絶対小さくなってるはずだと思ってたんだけどなあ・・・。

でも内膜の厚さは今回は異常なしだったので、良かった!

そして血液検査も異常なし。
ACE(たぶん日本のCEA)1.1ng/m (1.6←1.4← 1.2)
CA15-3        11.3UI/ml (10.4←11.9←14.1)


来週はいよいよ主治医の診察。

もしかしたらまた局所麻酔でシコリを切除って言われるかもしれないけど、
これはもう昨年経験済みなので、ちょっと安心できる。
怖いのは病理結果なので。

いろいろ考え込んでしまうこともあるけど、
やはり3年目になると、慣れというか、いろいろ落ち着いて考えることができる。

それでも辛い時は、猫目さんのブログを読んだ。

その中に

「そして再発もしない。
殆どの人は再発しない。
心配しないで。

一通りの治療が終わったら、皆、ガンの事なんて忘れて生きるのがいいと思う。

再発したら…なんて事は、実際に再発した時に考えればいいのだし、
もし再発しなければ、その心配時間は無駄になる。
それに、ガンは余り突然死しないから、
再発してから考える事にしても、その時間は充分ある。」

と書かれていた。


そうだね、猫目さん。
ホント、その通りだと思う。

あなたの残してくれたあなたのたくさんの思いが
どれだけ、私を(私たちを)救ってくれただろう。


勇気をもって、主治医に会ってきますね。



もうすぐ術後3年目の定期検診なんですが、
また胸にシコリを見つけてしまいました。

じつはこのシコリは2月くらいには自分でもわかってたんですが、
小さすぎてよくわからなかったんです。
というのも、術後の癒着のせいで、傷跡の周辺はいまだに触ると凸凹してるので、
そういう凸凹の一つかなあと思っていました。

最近大きくなってきたのか、米粒くらいのコリコリしたものが感じられます。

なので局所再発・・・・とけっこう落ち込んでいたのですが、
昨年もシコリの除去手術をして良性だったので、また良性かもしれないし、
とにかく検査まではあまり騒がず、考えないようにしようと心がけてました。

そんなわけで、術後3年目の検査のためにエコー・マンモに行ったのですが、
やはり小さすぎるせいか、エコーにもマンモにも何も写らず、
エコーの先生から経過観察でいいんじゃない?
って言われました。

でも最近検査のたびに何かしら引っかかってくるので、もうほんとキツイ。

これから子宮内エコーと血液検査もあるので、その結果で
また悩むことがあるかもしれません。

いやですね。定期検診って。
心がざわざわしっぱなし。


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