フランスで乳がん治療

浸潤性小葉ガン・・・という名の乳がんになってしまったヘタレな私の記録

カテゴリ:入院・手術 > 術後2年・プチ手術(乳房)

今日まで地獄のような2週間でした。(/TДT)/

先週末は、私生活でもいろいろ問題が起こり、
もうブログでも愚痴れないほどキツかったです。。。。

そんなこんなで今日は診察日だったのですが、
K先生の待合室、人があふれてました。

座れない付き添いの男性陣は廊下で待っていたのですが、
夫を見かけたK先生が

ムッシューミルティさん
とくに悪いものはなかったようなので、このまま帰っていいですよ。
今日は混んでるからあと2時間くらいかかりそうなので。
月曜日に電話くれればいいですから。

それだけ言って診察室に消えてしまいました。

まさかの診察なし?

はあ?

と不思議な顔してたら受付のお姉さんが

帰っていいんじゃないの?
結果が悪けりゃ、ドクターだって本人にきちんと話すはずでしょ。
電話でいいって言うんだから、たいしたことないんじゃないの。

って。


ということで診察を受けずに帰ってきてしまいました。

夫が月曜日に電話するらしいけど、
私、日曜日に日本に帰国するので、もうそのときにはこっちにいないんです。

前回の診察の時、
1か月半くらい帰国することは話してあるんだけど、
そんなことどうせ覚えてないだろうし、

あとで何か言われても治療始められませんよ?

ほんとにいいの?

ガンじゃなかったの?

そう安心していいの?


夫はもうすっかり安心しちゃってるけど
私もとりあえずはホッとしてるような?

でも2週間も続いてる生理(不正出血)のことがあるので
これは日本で診察を受けようかと考えています。

よく考えたら、1年2か月ぶりに生理が復活するのもちょっとおかしいけど
ひょっとして閉経前のダラダラ生理なのか、
タモキシフェンの副作用の不正出血か、
タモのせいで内膜増殖してるのか、
まさかの体ガン前兆か、

これは婦人科で診てもらわない限りわからないですもんね。。。



イマイチはっきりしない結果ですが、
とりあえず切除したシコリは大丈夫だったみたいです。

大丈夫と信じていたい。

心配してくださった皆様ありがとうございました。

お騒がせしました(;´▽`A``


今日は訪問看護師さんがきて傷の手当をする日なので
処置前に絆創膏を剥いで見てみた。

なんか変なシワが寄ってて変な縫われかたしてる。
糸がぴょこぴょこ飛び出てるし。

いいかげんというかテキトーな縫い方・・・。
Kの野郎~~~!

でも傷自体は初回の傷と同じ場所なのでよかった。
早く抜糸してもらってテープ治療したい。

そのぴょこぴょこと飛び出てる糸が
たまに突き刺さって痛い時がある。

看護師さんに糸を切ってくれと頼んだけど
まだ早い、来週とか言って切ってくれない。

抜糸は、見えてる糸を引っ張って根元から切るので
まだ術後1週間だから引っ張れないのよ

と言われた。

この溶ける糸って
透明だけどけっこう太い。

ビーズを通す糸のようなかんじ。
固さがあるので突き刺さって痛いんです。

メソメソ。

あと1週間の我慢。



日本に一時帰国していた友人が
厄除けの鈴を買ってきてくれた。

今は神様にお願いして
病理の結果が悪いものではないよう祈るしかないので
こういうものをいただくと心がホッとする。


どうか無事でありますように。




昨日から痛み止めを飲みまくっているせいか
頭がボーっとする。

たまにチクって刺すような痛みが走る。
貼りっぱなしの包帯絆創膏もなんだか痒い。

早く元気になりたい。


再発のことを考えてみた。
できればまた温存でいきたいけど、全摘を勧められそうな気がする。
お金があったら鹿児島のUASオンコロジーで治療したい。
でももうシコリがなくなっちゃったからダメかな。
ステキなホテルに泊まって、毎日美味しいものたべて、治療に通う。
温泉にも入ったり、治療中でも楽しい毎日。

陽子線でも重粒子線でもいい。
おっぱいを切らずに済むのなら、切りたくない。
放射線あててる私に再建の道はきびしそうだから。


旅行にも行きたい
私は飛行機のマイルを貯めているので、
日本国内なら、けっこうどこにでも行ける。


伊勢神宮にも参拝したい。
伊勢海老や牡蠣や松坂牛もいっぱい食べてくる。


毎日笑って生きていきたい。
オシャレして、キレイな私でいたい。



ミルティさん
検査の結果、またガンがでちゃったけど、
飲み薬1週間分と塗り薬出しておくから、
しばらく塗っててくださいね~。

みたいな。


ガンだけど痛くも痒くもない。
肝臓や肺ににでっかいガンがあっても
とくに悪さをしないので、放置でオッケー


みたいな。


そんな日がいつかくるといいな。
そうすればガンなんかぜんぜん怖くないのに。



プチ手術が終わって、先ほど帰宅しました・・・。

昨夜はさすがに眠れませんでした。
いろいろ考えるとどうにも悲しくて
シクシクと泣きながら寝ては、1時間ぐらいで目を覚まし、
またシクシク泣いては、ウトウトし、
夫は手をにぎてってくれましたが、
朝までそんな風にメソメソと過ごしました。

オペは朝の8時からだったのですが、
7時20分くらいには到着してしまいました。

もうドキドキが止まらず、吐きそうでした。
また私は極度に緊張するとお腹が緩くなってしまい
トイレに3度もかけこみました。

名前を呼ばれ小さなオペ室へ。
上半身裸になり、背もたれのあるベッドに座りました。
看護師さんが胸を消毒し、いろいろ準備をしてます。

K先生もやってきて
太ももにエレクトリカルなんとかを貼るから
ジーンズを脱いでと言いました。

下半身も脱ぐなんて想定外でした。
油断してしまむらのパンツ履いてました。
私はトリンプやワコールの美しいパンツも持っているのに
なんでこの日に限って履いてなかったんだろう・・・
不覚です。
仕方なくジーンズを脱ぎました。

脱いでから、ポケットに入れて持っていた「お守り」を
手放してしまったことに気づきました。
握ってると安心できたのに。
太ももにでっかいパッチみたいなものを貼られましたが、
あれはなんだったんだろう。いまだにわかりません。


麻酔を3か所くらい打たれました。
ちょっと痛かったですが、あんなの細胞診の痛さに比べたら
どうってことありませんっていう痛さでした。

痛かったら言ってね~
といって手術が始まりました。

たまにチクっとする痛みを感じると
ちょっと痛い!と言い、どんどん麻酔を追加してもらいました。

最後の方でズキュン!と大きな痛みがきたので
ギャア!と思わず体を動かしてしまいましたが

ああ、ごめんごめんとまた麻酔を追加されました。
その後は痛みを感じることなく終わりました。

時間にして15分くらいの手術時間でしょうか。
最後、大きい絆創膏を2か所貼られ、終わりました。


旦那が呼ばれ、傷跡のケア(看護師さんが自宅にきてくれる)などの話を聞き、
たぶん繊維だと思うけど、ちょっと固さがありましたね・・・。
とりあえず2週間後の病理結果を待ちましょう。
そのときにいろいろ話しましょう。

と言われました。


何度も手術してるドクターはいくつものガンを見てきたはず。
はっきり言えないのはわかるけど、
やっぱり固いのはダメなのか・・・と

今、とても凹んでいます。


結果を聞くまでの2週間で
ある程度の覚悟はしなくちゃならないんですね。


どうやって過ごせばいいのだろう。

でも、とりあえず手術が終わったのでホッとしました。


心配してくれたみなさん、ありがとうございました。




ああああ、やだやだ。
とうとう明日になってしまった。

放射線33回もぶちあてた私の皮膚は、ちゃんとくっついてくれるのだろうか。
ただただ怖い。

それに再発のことはまだ考えなくていいって言われても
考えずにはいられない。

ブログを読み返してみたら
昨年の夏ごろにはもうこのシコリが存在していたようだ。
術後1年で現れたこのシコリがガンの再発だとしたら、
ホルモン治療も放射線も私には効かなかったということになる。

いったいなんなの?


ああ、キツイ。


再発なの?

再発じゃないの?


心がささくれてしまい、ヒネたことばかり考えている。


なかなか前向きになれない。


明日なんかこなければいいのに。


このページのトップヘ