姐さん、あのときみたいに姐さんって呼ばせてね。

日本はもうすぐ18時になります。

姐さんのお別れ会がはじまりますね。

私は海を越えたこの地で手を合わせます。

乳がんになり、遠い異国で治療をはじめるとわかったとき、何よりも欲しかったのが「情報」でした。

これから始まる検査のこと、手術のこと、経験者の話が知りたくて、片っ端からブログを読みました。

主治医との会話は仏語なので、ある程度医学用語などを頭に入れておかないとドクターの話すことが理解できないし質問もできないから、探して、探して、情報を探しまくって、1日中パソコンの前で過ごしました。

乳がんブログでも、治療と日常生活が混ぜて書いてあるブログが多くあり、ブログなのだから、もちろんガンのことだけを書くわけではないんだけど、なかなか私の知りたい情報にたどり着くことができないときもありました。

そんななかで出会ったyannchanさんのブログ。

時系列ですべての治療がカテゴリーに細かく分類され、知りたい情報が、そこにはいっぱいありました。

日本で行われている治療、実際受けられている治療、メリット・デメリット、主治医との会話、医療費や保険、学会の内容、セミナー、テレビで放送されるガン情報、普通の乳がん患者とは思えないほどのその知識と類まれな情報力、そして何よりもガンに対しての勤勉さ・・・。

また、今まで受けてきた辛い治療が、今後同じ道をたどるかもしれない私たちにキツイ印象を与えないよう、ボケたりツッコミ入れたり、読みやすく、わかりやすく、書かれていました。

一読者でしかない私にさえ、優しくて、面倒見の良い方なのだなあと想像できました。

感服したよ。姐さん。

あなたのブログは、私にとって生きた教科書そのものだった。

そのうち何度かコメントをするようになり、私のブログにも、コメントをつけてくださった。

私は尊敬を込めて姐さん、ときには生徒会長!と呼び、慕いました。

乳がん3年生進級のおり、とても告知から2年しかたってない人とは思えず、生徒会長って書いたら、他の皆さんもほら、会長って言ってたでしょ。



でも、姐さんが再発をしてからは、私はコメントを書くことをためらうようになりました。

書いては消し、書いては消し、励ますのもどうか、上目線になってないだろうか、応援してるとかいても所詮活字の世界、上っ面だけになりはしないか、

余計なことを書いて傷つけたりはしないだろうか・・・

再発するかもしれないという恐怖は私にもわかる。

でも実際に再発してしまったという恐怖は、想像はできても、本当の気持ちはわからない。

そんな私が、姐さんに何を言うことができただろう。

応援クリックしかできなかった、弱い私です。



再発してからは、いっぱいエンタメ情報がありましたね。

「よく遊び、よく治療する。」

限られた時間の中で、仕事も遊びも治療も一生懸命することは「こうでありたい」と願うにふさわしいほどのお手本でした。

NODAY BUT TODAY

姐さん、あなたはこのブログタイトルのようにこの言葉のとおりに生きたのですね。

かっこよかったです。

たくさんの方たちに慕われたあなたは生徒会長そのものでした。

そして生きた教科書として私たちにブログを残してくださいました。

ありがとうございました。

心からの感謝と尊敬をこめて、yannchanさんのご冥福をお祈りいたします。